「イチジカン®パット」消防評定追加運用開始のお知らせ
日頃より、古河テクノマテリアル製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、イチジカンパット(以下、本工法)で新たな消防評定の運用を開始いたしました。
本工法は下表の通り、現在、低層共同住宅にみられるRC・ALC壁の区画貫通部に適用できる消防評定:KK25-007号を取得しておりましたが、今回、新たに(超)高層共同住宅にみられる中空間仕切壁の区画貫通部に適用できる消防評定:KK25-008号の運用を開始いたしました。
表「イチジカンパット」消防評定
本工法は以前より、外径の大きい電力ケーブルや配管の単体敷設だけではなく、これまで頭を悩ませていた1開口への配管および多種・多量配線の混在貫通が可能となる共住区画のRC・ALC壁に適用可能な消防評定(KK25-007号)でご好評いただいております。
これに加え、新たに運用を開始する消防評定(KK25-008号)は、既存の消防評定と同一部材・適用貫通物条件で中空間仕切壁にも対応できるようになり、(超高層を含む)共同住宅にみられる、地下部のRC・ALC壁貫通部から住戸部にみられる中空間仕切壁貫通部まで、全て本工法でご対応いただくことが可能となりました。
また、RC・ALC壁でも中空間仕切り壁でも同一部材のため、部材選定の煩雑さがなくなり、誤使用防止に寄与するものと考えております。
是非、タワーマンション或いは高層複合ビルの住戸部など、(超高層を含む)共同住宅へのご検討を何卒よろしくお願い申し上げます。
■使用材料
「イチジカン®パット工法 中空壁 消防評定」のページはこちら